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新生活こそ防災を!どう選ぶ?ポタ電、防災用具
新生活を始めるとき、家具や家電をそろえるのと同じくらい大切なのが「防災への備え」です。
世界情勢も気になる昨今ですが、まずは自分の暮らしに直結するリスクから目を向けてみましょう。
本記事では、「沖縄で台風により1週間停電が続いたケース」を想定し、新生活の中で無理なく取り入れられる備えについて考えていきます。
まずは命をまもる準備。暑さ、水、食

まず一番最初にきつくなってくるのは、夏の沖縄の暑さです。
エアコンが使えないため、電池式・充電式の扇風機やサーキュレーター、各種冷却グッズが重要になります。小型の扇風機を回せるだけでも体感温度は大きく変わります。
最低でも冷感タオル、ハンディファンを1台は用意しておきましょう。
飲料水は必須!
1水は、1人あたり1日3Lを目安に用意するのが推奨されていますが、
飲料・調理用としての最低限であれば2Lでも対応可能です。
衛生面を考えると、500mLのペットボトルで備えておくのがおすすめです。
非常食
基本は「火を使わずに食べられるもの」「常温保存できるもの」を準備します。
■そのまま食べられるもの
・缶詰(ツナ、サバ、焼き鳥、豆類など)
・レトルト食品(おかゆなど ※温め不要でも可)
・お菓子などの嗜好品(ストレス軽減にも)
・栄養補助食品(バータイプ、ゼリー飲料など)
・常温保存できる果物(バナナ、りんごなど)
水だけで調理可能なもの
・アルファ米、その他フリーズドライ食
電気を使わずに調理できるフリーズドライ食は災害時に重宝します。
1日1~2個、一人あたり7~14個ほどストックしておくと安心。
注意!フリーズドライ食のデメリット
・価格がやや高め
同じ量でもレトルトや缶詰と比べて割高になりがちです。
・水(またはお湯)が必要
基本的に水分を加えないと食べられないため、断水時や水が貴重な状況では使いづらいことがあります。
・調理に時間がかかる
水やお湯を入れてから食べられる状態になるまでに時間がかかる(熱湯で10分~、水だと1時間かかる場合も)のもデメリットです。すぐに食べたいときはやや不便に感じることがあります。
カセットコンロ+ガスボンベ
停電が長引くと、冷蔵庫や冷凍庫の中身はほぼ使えなくなります。
アイスや乳製品など溶けやすいもの、傷みやすいものをは早めに消費し、早い段階でカセットコンロを使って加熱調理しておくと、食材を無駄にせず活用できます。
※ガスボンベ(カセットボンベ)は「40℃以下」で湿気の少ない場所に保管するのが鉄則です。
沖縄では保管場所に注意を払う必要があります
停電直後は冷蔵庫内の食品から優先的に消費し、その後に保存食へ切り替えると無駄が減ります。
災害時は気分も落ち込みやすくなります。
フリーズドライ食など、普段食べなれていないものは平時に実際に食べて「おいしい」と感じたものを中心にストックしておくのがおすすめです。
衛生問題。生活用水などの備え
集合住宅では、電気ポンプで各戸に水を送っているケースが多く、停電と同時に断水してしまうことがあります。台風が近づいてきたら、あらかじめ浴槽やバケツ、ペットボトルに生活用水を多めに確保しておくと安心です。
汲み置きした水を使ってトイレを流す場合は、1回あたり5〜8リットル程度の水を一気に流し込む方法があります。ただし、水道管が破損している可能性がある場合は厳禁。マンションでは、排水の逆流などのリスクもあるため、状況を確認しながら慎重に判断する必要があります。
あわせて、携帯トイレ(簡易トイレ)も準備しておくと、断水時でも衛生的に対応できます。
1週間シャワーなしでも健康的に大きな問題はありませんが、汗や湿気でかなり不快感は出やすくなります。ドライシャンプーやボディシートなどを活用して、清潔さと快適さを保つのがおすすめです。
また、夏場は食べ残しやゴミも傷みやすく、においが発生しやすくなります。衛生面を保つためにも、消臭袋に入れてしっかり密閉し、保管するようにしましょう。

やっぱりあると安心!ポータブル電源
ポータブル電源とは、あらかじめ電気をためておける持ち運びできる大容量バッテリーのこと。
コンセントがない場所でも電気が使えるので、災害時の備えとしても注目されています。
500Wh:スマホやPC充電・ライト中心の最低限の備え。避難所への移動など持ち運びに便利(5万円前後)
1000Wh:電子レンジ・ケトルなど小型家電も使える安心ライン。(9万円~)
1500Wh以上:ある程度の家電の稼働が可能。安心ではあるが重さ・価格も上がる(12万円~)
※Whは蓄えられる電力量(容量)、W(ワット)は出力できる電力を指します。
起動時に大量の電力を消費する家電(エアコン、電子レンジ、ドライヤーなど)は、Wh数が大きくてもW数が足りず起動できない場合が多くあります。購入前に、ご自宅の機器の仕様を必ずご確認ください。
災害時は、小型家電が使えるかどうかで過ごし方が大きく変わります。
可能であれば、容量が多くハイパワーの電源を用意すると安心です。
小容量でもスマートフォンを繰り返し充電できたり、灯りを確保できたり小型扇風機が安定して稼働するだけでも気持ちの余裕はぐっと変わります。
スマートフォンは現代において連絡手段としてはもちろん、情報収集や時間を過ごす手段としても欠かせない重要なライフライン。設置場所や予算の都合でポータブル電源が用意できない場合でも、スマートフォン用のモバイルバッテリーは最低限の備えとして必ず用意しましょう!
モバイルバッテリーには充電式と電池式があります。停電が長引く場合に備えて、電池式で乾電池を多めに備えておく、あるいは手回し式を準備しておくとより安心です。
また「Wi-Fiが使えなくてネットが使えない!」といった状況が考えられる場合は手回し充電ラジオの検討も。
新生活は、家具や家電、日用品などで何かと出費が増えがち。防災の備えはつい後回しにしてしまいがちですが、「もしも」のときの安心を少しだけ先に用意しておくのがおすすめです。

